蔵王山噴火警戒レベル2!馬の背カルデラが想定火口!スキー場やキツネ村への影響は?

草津白根山の次はかの蔵王で噴火警戒レベルが引き上げられました。想定火口から1.2km範囲の入山規制が敷かれています。噴火警戒レベル2とはどのような状態でしょうか。




宮城県と山形県の県境に位置する活火山・蔵王山で、火山活動が活発化し、今後、規模の小さな噴火が発生する可能性があるとして、気象庁は30日午後、噴火警報を発表しました。

気象庁によりますと、蔵王山では30日午後2時18分ごろから31分にかけて、御釜付近でこれまでで振幅の最も大きな火山性微動が続けて観測されたということです。

また、山が隆起する地殻変動がみられたことなどから、気象庁は今後、規模の小さな噴火が発生する可能性があるとして、午後2時38分に噴火警報を発表するとともに、噴火警戒レベルを危険度の最も低い「1」から火口周辺への立ち入り規制を求める「2」に引き上げました。

気象庁は、「馬の背カルデラ」と呼ばれる噴火の発生が想定される火口域から半径およそ1.2キロの範囲内では、噴火に伴い大きな噴石が飛んでくるおそれがあるとして、立ち入らないよう警戒を呼びかけています。
TBS News

蔵王山の場所は?地図は?スキー場などへの影響!

蔵王山は宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰のことです。今回噴火警戒されているのは、この中の御釜といわれる山頂付近で、1.2km範囲です。
地図を見てみますと、真ん中の点線が県境で、左上に見えるのが蔵王スキー場です。やや右下よりの赤くマークした地点が御釜ですが、ここからスキー場山頂のロープウェイ駅まで、直線距離で約2.5kmといったところです。つまり、警戒区域からは外れています。

しかし、噴火の規模によっては影響が及ぶことも考えられますので、行かれる方は今後の情報に十分注意してくださいね。キツネ村のことを心配している人もいるようですが、こちらは10km近く離れています。

スキー場のサイトはこちら
http://www.zao-ski.or.jp/



馬の背カルデラとは火口?地図・場所は?

以前の噴火でできた御釜と呼ばれる池周辺の周辺のことです。
上の地図で示した通り、蔵王の温泉街などからはだいぶ離れています。とても美しいようなので、警戒が解除されたら登山に行きたいところですね。

気象庁の警戒情報、噴火警戒レベル2とは?

<蔵王山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
小規模な噴火の可能性。想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲で警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>

**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
蔵王山では、火山性微動が28日に1回、30日0時台および14時台に1回ずつ観測されました。本日14時18分頃から31分にかけて発生した火山性微動の振幅は、これまで観測された中で最大のものです。また、坊平観測点の傾斜計においては、山頂の南方向が隆起する地殻変動が継続しています。

蔵王山では今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

2.対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
宮城県:蔵王町、七ヶ宿町、川崎町
山形県:山形市、上山市

3.防災上の警戒事項等
想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。また、火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>

**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)

噴火警戒レベルは1が最低で、5が一番危険ということです。現在の蔵王は下から二番目、「火口周辺規制」ですね。これが悪化すると、草津本白根山のように、山への立ち入りが禁止になります。




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