未だ混迷したままのアメフト問題ですが、監督が公募され、69人の人が応募してきたということです。その中に現在立教のアドバイザーをしている水野弥一氏もいるということでけいれきを調べてみました。また、選考委員のメンバーも列挙してみました。
日大新監督選考委員メンバーに有馬隼人氏ら
さて、応募者は69人もいるのに、この中からだれを選ぶか決めるための選考委員が決まっていませんでした。7/5にようやくその選考委員が発表されました。そのメンバーとは以下の7名。
なるほど、あちこちからそれなりの見識がある人で、自身は監督にはならない人を選んできていますね。河田氏は現役コーチですが、あの名門スタンフォードで現職ですので、当面日大に再就職したりはしないでしょう。
なんと、「不合理だらけの日本スポーツ界」という本まで出されていますので、この問題には最適任者ではないでしょうか? そう、、日本の社会には合理性が足りないんですよね。
日体大の伊藤雅充教授は、体育学部でコーチング学などを教えている方で、アスリートを中心に置いたコーチングを理想としておられます。日本にもちゃんとそういった研究や指導をしている方がいらっしゃるんですね!
池田祥護氏はいわゆるJC(政治家の卵など若者の寄り合い)の会頭ということですが、新潟総合学院という学校の理事長でもあります。表に出るタイプの理事長も呼んできたんですね?
あとは公平・公正にするために弁護士もいれたというところでしょうか。
水野弥一氏の経歴やがんは?現在は立教大
さて、その監督に応募してきた水野弥一氏(氏はいったいどのような人物なのでしょうか。
(日刊スポーツより)
名前 みずの やいち
生年 1940年(78歳)
出身 京都市
高校 京都市立西京高等学校
大学 防衛大学校 中退
京都大学工学部卒業, 工学研究科修了
監督歴 トヨタ自動車、京大、追手門学院高校、
優勝歴 1983年甲子園ボウル初優勝、以後6回。ライスボウル優勝4回
役職 京都市教育委員長、京都スポーツの殿堂入り
なんとパイロットを目指して防衛学校に行くも、在学中にアメフトで腰を痛めて中退し、京大に入学しなおしたたという過去があります。すごい・・・。京大学部を修了と同時にコーチに終了したようです。
京大の大学院修了後は、コロラド鉱山大学というところに留学されています。そしてトヨタの監督に。
2012年から2015年まで追手門学院大学の監督です。ブロック優勝を果たしていますが、なんと古巣の京大に敗れています。
そして御年78歳。なかなかの高齢です。
気になるのはお人柄ですが、水野監督配下のコーチが部員の人権侵害をしたとして、部員が練習をボイコットしたことがあったそうです。コーチ2人は解任になり、その後監督も辞任しています。うーん。パワハラの責を負っていたのでしょうか。
現在は立教大のシニアアドバイザーで、日大監督に就任する場合はそちらは退任となります。
そして水野氏一人が個人的な意見のみでエントリーしたわけではなく、OB会の推薦を受諾した結果のようです。そういうことなら水野氏が選ばれる可能性は高そうですね。
苛烈、との声もあります。
内田さん辞めて水野さんって下手なジョークみたいだな。水野さんの方が苛烈なイメージあるけど。 https://t.co/fZUzE6T6Lw
— たまこ (@tamagawagirl) June 29, 2018
水野弥一、どう頑張って評価しても『篠竹とだいたい同じ様な人間』でしか無いし、京都大学ギャングスターズの部員による集団レイプ事件のときに監督も辞任せず京都市教育委員も辞任せずという、教育の『き』の字も当てはまらない人なので。追手門学院時代に至っては『選手との相互理解』もクそもない。
— さとっち (@30calclub) July 7, 2018
なかなか酷評・・
京都大学ギャングスターズ元監督水野弥一「1年生は体験入部。イヤやったらサボればいいし、ついていけへんかったらやめたらええ。ただに度とないチャンスを逃したらあとから公開するで」
— アメフト情報局 (@footballerchann) July 7, 2018
京都大学ギャングスターズ元監督水野弥一「社会勉強だと言ってバイトしてるヤツはアホや。仕事なんて就職してからイヤほどさせられる」
— アメフト情報局 (@footballerchann) July 7, 2018
京都大学ギャングスターズ元監督水野弥一「試合前、ひと晩くらい寝なくても誰も死なない。KG戦の前は討ち死にするつもりで、身辺を整理してから来い」
— アメフト情報局 (@footballerchann) July 6, 2018
日大第三者委員会の調査結果
調査結果の詳細文書はこちらです。長いです。お暇な方はじっくり読んでみてください。非常に悪質と認めています。