見分け方と分類について(2)

見分け方の続きです。

単葉、複葉

葉の形は、単葉(Simple leaf)と複葉(Compound leaves)に分けられます。

単葉とはいわゆる葉っぱ、一枚の葉身で構成される葉のことです。上のイラストのように葉っぱと聞いて普通想像するものは単葉です。
さらに、心臓型、倒卵型など13種類の形状に分けられるといわれます。
単葉の形では、葉の先端、葉の基部、縁も重要な区分点です。隠れ蓑、柊のように、若いときと、老木とで形が変わるものもあり、切れ込み方も要注目です。

複葉とは、枝から葉が出ているところから、鳥の羽のように小さな葉がたくさん出て、大きな葉を構成するような形になっているものです。シダなどの形を考えてもらうとわかりやすいと思います。もともと葉の葉脈であったところに小さな葉がつくような形です。
複葉は自分より下のほうにある葉が日光を受けやすいよう無駄な部分を落として単葉が進化したものと考えられています。カエデなどのように、複葉にはなっていなくとも、単葉に切れ目があるものなどはその進化の途中と考えられます。
複葉にはさらに、偶数羽状複葉、奇数羽状複葉、複葉に分かれたものがさらに複葉になった2回複葉(ナンテンなど)や、アケビのような掌状複葉といったものもあります。

花、葉、枝のつき方

花の付き方は花序と呼び、総状花序で、花が下か、あるいは外側から咲き始め、飢えや内側に移る無限花序;円錐花序えんじゅ属、穂状花序オオバコ属、これに対し花が上から咲き始めて下に移る集散花序、別名有限花序があり、様々な花序をが存在します。

葉の付き方は葉序とよばれ、葉や枝が各節に1個ずつ交互に配列するものを互生といいます。多くの樹木はこのようになっていて、それぞれの葉の附着点を結んでいくと、茎の表面にらせんが描かれる形になる。このらせんは植物によって一定の数値間隔をもっています。
体制は、輪生葉序が2つの場合をいいます。これらは図を観ないとわかりにくいですね。

以下に互生の種類と当てはまる樹木をあげます。

互生

互生とは、茎の面に沿って規則的ならせんを描くものですが、パッと見ると、互生が2列に並んでいるように見えるものもあります。
ニレ、シナノキ、クマシデ、ブナ、ハシバミなど多数あります。

らせん生

字のごとくらせんのように生えてきます。
イチョウ、イヌガヤ、モクレン、クスノキ、ヤマモモ、クルミ、ほか多数

対生

十字のように交互に生えてきます。
ユキノシタ、カエデ、トチノキ

輪生

キササゲ、コウヤマキ

叢生

わらわらと生えています。
ヒマラヤスギ、ヤマグルマ、カラマツの短い枝などです。

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