竹について

”イネ目イネ科タケ亜科のうち、茎が木質化する種の総称”とあります。
イネの仲間だったんですね。

そして木質化というからには、竹自体は純然たる木ではありません。

通常、木と草は生物学的には、「形成層」があるかどうかで区別されます。
そして竹にはそれがないんです。 
形成層とは、樹皮の内側にある薄い成長する部分で、ここが活発に細胞分裂し、
内側に層をつくります。そうしてできていくのが年輪です。

竹の断面ときたら、皮があって、縁があって、以上、中は空洞です。
年輪なんてありはしません。しかし木という人もいて、意見の分かれるところではあります。

日本でよく目にする竹は2種類あります。
節の部分が2重線のようになっていて、やや細身の真竹と、1本線の父子区切りがあって、ずんぐりした孟宗竹です。
ただし個体差や成長の度合いによりこの限りではありません。
孟宗竹はタケノコ用に中国から輸入されて全国に広がった結果、その生命力の強さで各地で問題が起きています。

タケノコはどちらも食べれますが、スーパーで売っているのは大体孟宗竹のほうです。
真竹のほうが繊細で美味しいという人もいます。

  • 真竹(マダケ)
  • 孟宗竹(モウソウチク)
  • 竹はBambooですが、笹は英訳するとBamboo Grassなどと言われます。

  • チシマザサ
  • 根曲竹とも呼ばれ、笹の仲間では最も北、本州の日本海側などに分布します。
    上記の孟宗竹が入ってくるまでは、日本を代表する笹竹の一つでした。
    細身のタケノコが美味で、クマと取りあいになります。
    タケノコ掘り(ほぼ摘む感じ)に行くときは気を付けましょう。

    竹類の生命力、すごいです。割りばしなどにも
    「成長が早い竹を使用しています」とあります。
    なかでも、外来種である孟宗竹の勢いは脅威です。
    根を水平方向にのばしてどんどん進んでいくので、隣接するほかの森林に侵入した結果、
    そこの木を枯らしてしまったり、住宅にも侵入したりしています。
    敷地内に竹など植えてないのに、隣地から侵入して突然タケノコが生えてきたりします。
    脆弱な人工林はひとたまりもないです。
    そして竹はほぼ草なので、土壌保持や水源機能もありません。
    土砂崩れが起こりやすくなるともいえるでしょう。

    有効活用できればよいのですが、一度竹細工などに行ってみると
    大変さが実感できます。昔は生活に欠かせない素材だったようですが、
    慣れなければ時間をかけても実用に耐えるものはできません。

    100円ショップに行けばザルでもカップでも簡単に手に入る・・・・。
    プラスチックにとってかわられる理由がよくわかる気がします。

    日立さんが燃料として竹を利用する方法を開発したとのニュースを見かけました。
    早く実用化されるとよいですね。

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