バケツリレーで死亡事故!その危険性と理由は?愛知県豊橋市東田のアパート火災

バケツリレーで消火にあたっていた善意ある人が亡くなりました。愛知県豊橋市東田町の火災です。火元となった部屋の住人の方は無事のようです。




 3日午前9時半ごろ、愛知県豊橋市東田町の鉄骨3階建てアパートの1階から出火、火元の1室が焼けた。市消防本部によると、このアパートの別の部屋に住むとみられる男性が消火活動をしている際に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。一酸化炭素中毒とみられるという。

市消防本部によると、出火当時、焼けた部屋の住人は不在だった。消防隊が到着する前に、アパートの別の部屋の住人4人でバケツリレーをして初期消火をしていたところ、男性が通路で倒れたという。男性は先頭で水をかける役目だったという。

バケツリレーで事故があったアパートの場所は?

愛知県豊橋市東田町の鉄骨3階建てアパートだそうです。最寄駅は豊橋鉄道の東田駅ですね。




バケツリレーは危険なの?一酸化炭素中毒?

今回より以前にはとくにバケツリレーの危険性は報告されていません。消防署などのサイトでも実際に紹介されています。

震災時には市民のバケツリレーによる消火活動実施

地震後3日間に発生した火災のうち94箇所を調査したところ,約8割に相当する77箇所で市民による消火活動が行われていました。ある地区では,子どもたちを含め300人近くがバケツリレーで消火活動を行い,プールの水をすべて使い切ったそうです。

横浜市のバケツリレー検証

一酸化炭素中毒の症状はこんな感じ。

軽症では、頭痛・耳鳴・めまい・嘔気などが出現するが、風邪の症状に似ているため一酸化炭素への対処が遅れる。すると、意識はあるが徐々に体の自由が利かなくなり、一酸化炭素中毒を疑う頃には(また、高い濃度の一酸化炭素を吸った場合には)、自覚症状を覚えることなく急速に昏睡に陥る。この場合、高濃度の一酸化炭素をそのまま吸い続ける悪循環に陥り、やがて呼吸や心機能が抑制されて7割が死に至る。

ガス機器や石油機器が正常な燃焼を行うためには充分な空気(酸素)が必要ですが、正しく使わないことで酸素が不足して不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素(CO)という有毒なガスが発生します。

一酸化炭素(CO)は色も臭いも無く、毒性が強い気体のため、ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になる危険があります。一酸化炭素(CO)中毒の最初の症状は風邪に似ていて、なかなか気づきにくく、次第に頭痛、吐き気がしてきて、手足がしびれて動けなくなり、重症になると、人体に強い機能障害を起こしたり、意識不明になって死にいたることもあります。

火事の死因の中でも高い割合で発生します。無色無臭なので煙が出ていなくても発生していることが多いです。何を燃やしても発生します。とくに喚起や酸素が十分でない環境で起こりますので、家の中でストーブや薪を燃やしていることで死亡事故につながることもあります。

今回の場合は通路で消火活動を行っていた同アパートの男性が倒れたということですから、写真正面に見えている通路でなければ屋内でしょう。煙は吸い込んでしまうでしょうね。薄いマスクぐらいでは防げません。近づく場合は濡らしたタオル等をしっかり巻てください。そしてその場に長くとどまらないようにしましょう。


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